代々受け継がれる
「吉川ブランド」の美味を
今も、これからも

今、吉川果樹園は北海道・壮瞥町の恵まれた自然環境に育まれ、この地で、60年以上。お客様と共に歩んできた果樹園です。だからこそ、「吉川ブランド」の果実の品質と安全性には絶対の自信を持っております。

りんごやプルーンは壮瞥町を代表する特産品であり、長年皆様に愛され続けている北海道の味覚。果実を守り続けることは、この地域の農業文化を守ること。今もこれからも、未来へ受け継いでいくことが私たちの使命であり、責任です。
収穫後は雪の降り始める土の中に貯蔵し、0℃前後・湿度約90%の自然環境で鮮度を保ちます。

吉川果樹園のりんご1

壮瞥の自社果樹園で
じっくり大切に育てています

支笏洞爺国立公園の豊かな大地と有珠山の伏流水に育まれた、約5ヘクタール・4千本の果樹園。栄養豊富な土壌と澄んだ空気、昼夜の寒暖差が果実の甘みを一層引き立てます。

葉摘みをせずに太陽の光をたっぷり浴びさせる独自の栽培方法により、見た目の美しさだけでなく、実の奥までしっかりとした甘みが宿るのが吉川果樹園の特長です。

「大地と人の手が織りなす、本物の味わい」を追求し続けています。

北海道の地図

吉川果樹園の年間工程

りんご剪定

Step1 りんご剪定

冬季に枝を整え、木の形を維持します。光と風が通る健やかな樹形づくりが甘さを育みます。

枝拾い

Step2 枝拾い

剪定後に落ちた枝を片付け、畑を清潔に保ちます。病害虫の発生を防ぐ大切な作業です。

りんご開花・受粉

Step3 開花・受粉

春、白い花が咲き誇ります。ミツバチの力を借りながら、実を結ぶための受粉を助けます。

りんご摘果

Step4 摘果

小さな実を間引き、残した果実に栄養を集中させます。大玉で甘いりんごを育てる秘訣です。

草刈り

Step5 草刈り

果樹園の草を刈り取り、病害虫を抑制。環境を整えることでりんごの品質を守ります。

病害虫管理

Step6 病害虫管理

最低限の農薬と自然環境を活かし、りんごを病害虫から守ります。安全・安心を第一に。

りんご収穫

Step7 収穫

完熟を見極め、一つひとつ丁寧に収穫。果実が持つ香りと甘みを、そのままの姿でお届けします。

保存・出荷

Step8 保存・出荷

収穫後は雪の降り始める土の中で貯蔵します。温度0度前後、湿度約90%という安定した状態で保存されていることで、りんごの鮮度、ジューシーなおいしさが保たれ、最高の状態で出荷します。

吉川果樹園だから味わえる旬の果物

壮瞥町の澄んだ空気とミネラル豊富な大地が育てる果実は、香り・甘み・酸味のすべてが調和した特別な味わい。 旬の季節ごとに、最もおいしい瞬間をお届けします。

さくらんぼ

さくらんぼ

7月中旬から8月上旬にかけて真っ赤に色づく果実。甘酸っぱく弾けるような瑞々しさが魅力で、夏の始まりを感じさせてくれます。

幸水

幸水

9月に旬を迎える和梨。みずみずしく上品な甘みと爽やかな後味が特長で、一口で秋の訪れを感じさせます。

つがる

つがる

8月から9月に収穫される早生りんご。柔らかい果肉としっかりした甘みで、毎年人気の高い品種です。

ひめかみ

ひめかみ

9月から10月にかけて登場。酸味が控えめでジューシーな果汁が特長。果肉はなめらかで、女性やお子様にも人気です。

あかね

あかね

9月から10月に旬を迎える爽やかなりんご。ほどよい酸味とコクのある甘さが調和し、ジャムやジュースにもぴったりです。

プルーン

プルーン

9月から10月に収穫。濃厚な甘酸っぱさと栄養価の高さで知られ、ヨーロッパでは「奇跡の果実」とも呼ばれます。

紅将軍

紅将軍

9月下旬から10月にかけて収穫。鮮やかな紅色が美しく、香り高い甘みと歯ごたえの良さが特徴のプレミアムりんごです。

千両なし

千両なし

9月から10月にかけての中〜晩成梨。シャリっとした食感と濃い甘みが特徴で、贈答用としても人気の高い逸品です。

レッドゴールド

レッドゴールド

10月中旬から下旬に旬を迎えるりんご。果皮は鮮やかな赤色で、ほどよい酸味と濃厚な甘さのバランスが絶妙です。

ラ・フランス

ラ・フランス

10月下旬から11月上旬にかけて収穫。とろけるような果肉と芳醇な香りが特徴の「果物の女王」と呼ばれる洋梨です。

王林

王林

10月下旬から11月にかけて登場する青りんご。香り豊かで果汁が多く、爽やかで上品な甘みが楽しめます。

はるか

はるか

11月に旬を迎える黄色いりんご。やさしい甘さと柔らかな口当たりで、冬の訪れを感じるやさしい味わいです。

ふじ

ふじ

11月から12月にかけて収穫される日本を代表するりんご。シャキッとした食感と豊かな甘みが全国で愛されています。

サンふじ

サンふじ

11月から12月に登場。太陽の光をたっぷり浴びた蜜入りの甘さが特徴で、冬の贈答品としても人気です。

地元メディアに取り上げられた、吉川果樹園の歩み

甘みの強い「つがる」や酸味とのバランスの取れた「ジョナゴールド」など、約5ヘクタールの農園のあちこちで赤や黄色のリンゴが実る壮瞥町の観光農園「吉川果樹園」。

代表の吉川岩夫さんは、観光と農業が基幹産業の壮瞥町で約20年間、リンゴ栽培に注力する。

「シカに苗木を食べられることもあり、苦労もあるが、 おいしいリンゴができた時のうれしさには替えられない」とリンゴを見る目は温かい。

吉川果樹園のりんご1

当初は定番の「ふじ」「旭」など10種類の品種を育てていたが、現在は約20種類に増えた。「紅将軍」や「つがる」など、 各地で話題になったり好評だったりした品種を苗木から5年ほど掛けて育て、味や実の大きさをチェック。

吉川さんが自信を持って「おいしい」と感じたものだけを引き続き本格的に栽培するやり方で、徐々に扱う品種を増やしてきた。

吉川果樹園のりんご1

現在育てるリンゴの木は約4千本。栽培方法にもこだわりがある。 日光を浴びさせ、実を赤くするために通常は収穫の2週間前から行う葉摘みをあえて行わない。 「実は黄色っぽくなるが、経験則で甘みが増すことがわかった」(吉川さん)ためだ。

現在は妻のサツキさんと2人で営んでおり、後継者の問題など心配もあるが、 「農家を続ける限りはおいしいリンゴを届けたい」と話す。
 (北海道新聞:執筆 小林駿太)

吉川果樹園のりんご1